2021年10月1日に意匠のコースを公開しました。
テーマ:「スタディ方法に見る作家性」
新進気鋭の建築家の方々に、普段語ることの少ない、建築ができるまでの過程にフォーカスした講義を行っていただいています。設計を始める前に行っていることや模型の作り方、プレゼンテーションの方法など、実際に建築を設計する際に考えていることを一通り学習することができます。各講義は、建築の勉強を始めたばかりの方にもわかりやすくまとめられています。複数の建築家が同時にスタディの方法を語る場は、非常に貴重ですので、是非ご視聴ください。
講師(五十音順)
香川翔勲 氏(トベアーキテクト)
コースタイトル:ソウゾウによって生まれる建築物
建築設計におけるスタディとは創造(Create)し想像(Image)する行為の繰り返しと考えられます。スタディの方法や、そのスタディを経てどのような実作が表れるかを紹介します。
佐々木翔 氏(INTERMEDIA)
コースタイトル:INTERMEDIAの設計手法によって生まれる建築物
私達が普段行っている設計手法について、リサーチからスタディ、プレゼンテーション、そして竣工まで、具体的な事例を通して包括的に解説します。前半ではフェーズごとに講義を分けて詳細な手法を紹介し、後半では実際に竣工した1つのプロジェクトを題材にして、依頼を受けた段階から竣工後の活用の風景までの一連の流れを講義していきます。
源真希 氏(ゲンジアーキ)
コースタイトル:クライアントと一緒に創るスタディ方法について
実際の設計事務所で行う設計の流れを、今まで行ってきた業務の中で住宅を建てる流れを一例として、都心と地方での進め方の違いについても話しながら、講義させていただこうと思います。
山田寛 氏(LoHA)
コースタイトル:井の中の蛙大海を知らず、されど空の蒼さを知る -LoHAのスタディプロセス-
LoHAのスタディプロセスは、視野を広げて無限の条件から可能性を見つけるようなプロセスではなく、条件を絞り視野を狭めていくことで一つの可能性を深く深く掘り下げていくというプロセスで日々スタディを行っている。そのスタディ方法の一部を紹介する。この講義では主に、プロジェクトの条件整理からプレゼンまでを紹介する。
上記の4名の建築家のスタディ方法を知れる非常に魅力的なコースが揃っています。建築を生み出す多様なプロセスに触れ、自身に合ったスタディ方法を見つけてみて下さい。